最近ではお金に困った時に、自動契約機、インターネット、電話だけで手軽に借り入れの申し込みをするのが当たり前のような時代になりました。
その中でも、インターネットでの借り入れを利用する方も多くいると思われます。
しかし、貸金業者のホームページの中にはヤミ金が紛れ込んでいるので注意が必要です。
清楚な感じの女性の写真やクリーンなイメージの言葉が並び、ホームページ上では親切な業者なように装っていますが、会社の概要などが全く書かれていない、会社名や個人名などが一切書かれていない、金利や返済方式、返済の回数や方法などが不透明な業者のものはヤミ金である確率が高いので要注意です。
実際にヤミ金と知らずにお金を借りしまい、返せない毎日、取り立てに追われている 嫌がらせの電話がかかってくる、
こうなってしまったら、早めに相談をして解決しましょう。
ヤミ金問題は弁護士に相談
ヤミ金の相談と聞いてまず思い浮かぶのは、やはり弁護士ではないでしょうか。
弁護士の中にはヤミ金対応の専門がいるので、今の状況を連絡しましょう。
なぜなら、弁護士はヤミ金業者の電話番号を即ストップさせ、取り立てや嫌がらせを止めさせる権限があるからです。
ヤミ金＝違法な貸金業者ですから、ヤミ金から借りたお金の返済義務はありません。
ヤミ金からお金を借りたばっかりに、毎日激しい取り立てに苦しんでいるとしたら、弁護士に助けを求めましょう。
弁護士に相談するときの注意点
弁護士に相談するときの注意点は、すべての弁護士がヤミ金問題に詳しいわけではないということです。
ヤミ金問題は特殊で、相手は知っていて違法なことをしている業者なので、弁護士といえども嫌がらせを受けてしまうこともあるために、断られてしまう場合もあります。
引き受けてもらったとしても、あまりヤミ金に対するノウハウを持っていない弁護士の場合はきちんと解決するまでにかなりの時間を要してしまう可能性もあります。
弁護士への相談でもう一つの注意点は、弁護士費用です。
ヤミ金問題を弁護士に相談した場合の費用は弁護士によって異なりますが、一つのヤミ金業者につき3万円～7万円程度かかるようです。
これだけではなく、相談をする時点で5,000円前後かかる場合もありますし、かかった時間によっては延長料金を取られる場合もあるので、事前にしっかり調べたほうがいいでしょう。
そのほか、着手金、成功報酬金の両方がかかる場合や、解決までの状況や問題の難易度などによってはさらに増額する可能性もあります。
ヤミ金で悩みを抱える方は弁護士に支払う費用も安く抑えたいはずなので、事前に調べないと弁護士費用の捻出に苦労することになってしまう危険があります。
ヤミ金問題が得意かどうかといったことや、費用に関しても細かい点まできちんと下調べをし、納得をしたうえで弁護士に相談をしたいものです。
